冷え性お風呂の入り方は?入浴剤とストレッチのご提案!

冷え性お風呂

ゆっくりお風呂で温まりたい・・・

寒い季節、冷えで悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

実は、日本の女性の約7割の方が冷え性で悩んでいるそうです。最近では、冷え性で悩む男性も年々増加しています。

寒い日、温かいお風呂にゆっくりと浸かると気持ちいいですよね♪

でも間違った入浴法でお風呂に入っているとかえって冷え性を悪化させてしまいます!

今回は、「冷え性のお風呂の入り方、入浴剤とストレッチのご提案」についての情報をお裾分け致します。

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冷え性に効果的なお風呂の入り方は?

冷えた体を早く温めようとして、少し熱めのお風呂にじっくり入り、体の芯まで温める。

冷え性の改善として、このような入浴方法でお風呂に入っている方も多いのではないかと思います。

しかし、この入浴方法では、冷え性を改善するどころか悪化させてしまう原因となってしまうのです!

なぜ、冷え性が悪化させてしまうのか。 

私たちの体における体温調節は、血管を拡張させたり収縮させたりしながら、血流量を変化させることで行っています。

この血管の動き(拡張や収縮)を司るのが「自律神経」なんですね。

自律神経は、交感神経副交感神経で構成されています。交感神経と副交感神経は、それぞれ相反する状況にて働きます。

≪自律神経≫
交感神経 :体が活発に活動している時に働く神経(運動時など)
副交感神経:体がリラックスしている時に働く神経(睡眠中や音楽を聴いているときなど)

冷えた体を温めようとして、熱いお風呂に入ってしまうと自律神経にストレスがかかります

ストレスがかかると血管が圧迫され、細くなり、血流が悪くなり、結果として、手足の先端まで血液が行届かず、冷えてしまうことにつながります。

では、自律神経にストレスを与えないお風呂の温度って何℃くらいなのか気になりますよね。

一般的に自律神経がストレスを受けるかどうかの境界線となっている温度は、40℃以下なんです。

≪お風呂の温度による違い≫
40℃以下 : 「副交感神経」が優位になり、リンパ球が増加し、風邪を引きにくくなる効果がある

40℃以上 : 自律神経にストレスがかかり、冷え性になり、血圧も上がってしまうので注意が必要

40℃のお風呂って、人によってはぬるいと感じてしまう温度ですが、自律神経からしてみるとストレスがかかるかどうかのギリギリの温度なんですね! 自律神経にストレスがかかる温度は個人によって多少前後すると思いますが、ご参考にしてみて下さいね。

それでは、冷え性に効果的なお風呂の入り方についてまとめてみます。

≪入浴のポイント≫
■温度    : 38~40℃
■時間    : 30分程度
■タイミング : 寝る30分前位
■スタイル  : 全身浴

冷え性に効果のある入浴剤のご提案!

最近ではさまざまな色や香りなどもあり、色々な効能効果を期待する入浴剤がありますよね。

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冷え性だけでなく、リラクゼーション効果もアップさせるために、入浴剤を入れてみましょう!

お風呂の色が変わり、香が漂ってくるとワクワクしませんか? この時点で「副交感神経」が優位になっていますよ♪

数ある入浴剤の中でも冷え性には、【炭酸入浴剤】がオススメです♪

炭酸入浴剤は、炭酸ガスによる「血管拡張効果」を得ることを目的として作られたものです。

お風呂のお湯で溶けた炭酸ガスが皮膚から吸収され、血管が拡張されます。血管が拡張されると血流が良くなり、血液が体の隅々まで運ばれるので全身くまなく温まり、冷え性の改善効果が期待できるのです。

また、炭酸入浴剤を使用した場合、お風呂に浸かるベストなタイミングってご存知ですか?

・入浴前に入れ、溶けた後、かき混ぜて入る
・入浴と同じタイミングで入れ、シュワシュワを感じながら入る

という人が多いのではないでしょうか。

お風呂に浸かるベストタイミングは、

「炭酸入浴剤が溶けきってから入浴する」

です。

入浴剤をお湯に入れると炭酸ガスの泡が出ます。この段階では炭酸ガスがお湯に溶けていない状態です。泡が出なくなった時が、炭酸ガスが溶けきった合図であり、効果を得られやすくなります。

冷え性に効果のあるストレッチのご提案!

せっかくの入浴タイムなので、何も考えず、何もせずのんびりとお風呂でリラックスするのもよいと思います。ですが、冷え性の改善のために、入浴しながら簡単なストレッチをしてみましょう!

 
■ふくらはぎ

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれており、ポンプの役割があります。

ふくらはぎ(ひざ下からアキレス腱位まで)を両手でゆっくりと揉んであげましょう。

■足の指

左足の指に右手の指を交互に入れます。
※右足の指の場合は左手の指

足の指を上下にゆっくりと伸ばすように手を動かします。

 
こうすることで、足先への血流が良くなり、より冷え性改善に効果があります。是非試してみて下さいね♪

冷え性お風呂の入り方は? まとめ

今回は、「冷え性対策の一つ、効果的なお風呂の入り方」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

寒い季節にぬるめのお風呂に入ることが冷え性に効果があるって、ちょっとびっくりしますよね。

でも、風邪を引きにくくする効果もあるので、冷え性と合わせて改善し、寒い冬を乗り切っていきましょう♪

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もし宜しければご覧になり、参考にしてみてくださいね♪

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