不要となった年賀はがき、返品できないかな・・・
私たちが通常、「年賀状」と呼んでいるはがきの正式名称は、お年玉付郵便はがき(年賀はがき)といいます。
年賀はがきの販売は、例年ですと11月早々から始まります。年末はお歳暮の準備やクリスマス、そして大掃除などのイベントがあり、はやめに年賀状の準備をされる方も多いですよね。
しかし年賀はがきを購入後に、身内の方に不幸があった場合、年賀状を出すことが出来ず、年賀はがきは不要となってしまいます。不要となってしまった年賀はがきが未使用品の場合、返品することはできないのかなって思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、「年賀状は不幸の際に返品や交換はできるのか、換金方法はあるのか」についての情報をお裾分け致します。
年賀状は不幸の際には返品できるの?
私たちは普段色々なものを購入しています。購入したけれども様々な理由で返品せざるをえない場合が発生します。購入した商品によっては、一定の条件(「購入後一週間以内であり、未使用品に限る」など)を満たしている場合、返品することが出来ますよね。
しかし、郵便局が販売している「お年玉付郵便はがき(年賀はがき)」の場合、一度購入すると「未使用品」であったとしても、返品は出来ません!
一定の手数料(1枚につき5円)を支払い、他のはがきや切手類への交換となります。
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未使用品なのに、返品出来ず、手数料を払って交換、なんとなくモヤモヤしてしまうかもしれません。
しかし、年賀はがきを購入後、近親者に不幸があり、服喪することになった場合にのみ、「無料」で他のはがきや切手類に交換することが出来ます。
ただし、無料交換できる期間が決められていますので注意が必要です。
年賀状は不幸の際に交換できるの?
不要となってしまった年賀はがきを、「無料」で交換する方法についてご紹介します。
≪準備するもの≫
■購入した年賀はがき
※喪中が確認できるもの(お葬式などの案内状など)があると手続きが円滑に進められる場合があります。
≪無料交換が可能な期間≫
■販売開始日から販売期間終了日まで
2017年の場合ですと、「2016年11月1日~2017年1月6日」までとなります。
≪交換できる場所とその方法≫
■簡易郵便局を除く、すべての郵便窓口
■交換手順
①窓口に行き、喪中であることを申し出る。
②所定の用紙に以下を記載し、年賀状と一緒に申請する。
・請求者の住所と氏名
・亡くなられた方との続柄
≪交換できるはがきや切手類など≫
交換できるはがきや切手類は、郵便局で通常販売しているものに限られます。「喪中のはがき」を出す予定がある場合、弔事用切手やに胡蝶蘭デザインのはがきに交換される方が多いようです。
※胡蝶蘭をデザインしたはがきは、弔事によく使われますが、「喪中」や「弔事用」の専用はがきではありません。
■切手(弔事用切手も含む)
■通常はがき、往復はがき(その他の郵便はがき)
■特定封筒(レターパック封筒)
■郵便書簡
ここまでのご紹介では「未使用品」の年賀はがきの交換方法をご紹介してきました。
はやめに年賀状の準備をされた方の中には、すでに宛先や文面までも記載してしまっており、あとは出すだけだったという方も多いのではないかと思います。
さて、「宛先や文面までも記載してしまってある」年賀はがきは無料で交換できるのでしょうか?
答えは、「できます」!!!
未使用の年賀はがき同様に、期間内であれば、手数料を支払うことなく他のはがきや切手類と交換することが可能です。
服喪中の年賀はがきの交換方法についての記載が案内されておりますが、「未使用のものに限る」ですとか「記載済みのものは不可」という記述は一切ありません。
記載済みの年賀はがきも無料で交換可能ですので、期間内に持参し、交換手続きを済ませましょう♪
年賀状の換金方法について
喪中のはがきや切手は、既に準備してしまったから、不要となった年賀はがきを他のはがきや切手類に交換しても使い道がないって場合もあると思います。
交換以外で、有効な活用方法はないかとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
その場合、安くなってしまいますが、年賀はがきを「換金」するといった方法もあります。
≪換金する方法≫
■年賀はがきを金券ショップで換金する
金券ショップにもよりますが、年賀はがきの種類や内容によって買い取り金額は様々です。以下のようなものが比較的高額で換金できる傾向にあります。
・未使用品
・裏面が無地、もしくはオーソドックスな柄など
■郵便局で、通常のはがきや切手に交換後、金券ショップで換金する
年賀はがきの場合、使用できる期間が短いため、あまり高額では換金できません。そのため、手間は掛かってしまいますが、一度郵便局で、通常のはがきや切手に交換し、それを金券ショップで買い取ってもらう方がオススメです。金券ショップで、はがきと切手の買取価格を確認し、高く買い取っていただける方に交換するようにすると良いですね。
年賀状は不幸の際には返品や交換はできる? まとめ
今回は、「年賀状は不幸の際に返品や交換はできるのか、換金方法はあるのか」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?
年賀はがきも少量であれば、懸賞等の応募として使用するといった方法もありますが、十枚を超えてしまうとそういう訳にはいきませんよね。金額としても相当な額になります。
不要となった年賀はがきを無駄にすることなく、ぜひとも有効活用してみてはいかがでしょうか。
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