結婚報告するのに喪中相手に年賀状は失礼?寒中見舞い?写真入りは?

結婚報告喪中

喪中の相手に結婚報告したいけど・・・

無事結婚式も終わり、新年のごあいさつに結婚報告を兼ねて年賀状を作成し、あとは出すだけの状態。しかし、結婚報告する相手から喪中のはがきが届いた。

喪中の場合、「喪中の人からは新年のあいさつが出来ない」けど、「こちらからは年賀状を出しても良い」って聞くけど、実際年賀状を出しても問題ないのかな?

結婚報告というおめでたい内容だから、喪中の人には出さないほうがいいのかなと悩む人も多いのではないでしょうか。

今回は、「結婚報告として喪中の人に年賀状は失礼か、寒中見舞いに写真を入れてもよいのか」についての情報をお裾分け致します。

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結婚報告するのに喪中相手に年賀状は失礼?

10月から12月くらいに結婚式を行った場合、結婚報告を兼ねて年賀状を送るという人も多いのではないでしょうか。結婚式での一場面の写真を入れた年賀状、とても素敵ですよね♪

年賀状の準備が済み、あとは出すだけの状態となったところで、喪中のはがきが届くなんてこともあります。

私たちが普段「喪中はがき」と呼んでいるはがきの正式名称は、「年賀欠礼状」というものです。

お正月の際、無事新年を迎えられることが出来たことをお互いに喜び、あいさつを交わします。しかし服喪期間中である場合、慶事を控えることになります。そのため、こちらから新年のあいさつすることができないことを伝え、お詫びするものが年賀欠礼状です。

つまり、「服喪期間中につき、新年を迎えらえた喜びのあいさつをすることが出来ず、申し訳ありません。」というお詫びの挨拶状なのです。

ですので、喪中はがきが届いた場合、喪中の人からは新年のあいさつをすることは出来ないけれども、「こちらから年賀状を出してはいけない」という決まりはないのですね。

しかし最近では、「喪中はがき」の意味として、身内に不幸があり、服喪期間であることを知らせる「訃報」の連絡だと思っている方が多いのが実情です。そのため、喪中のはがきが届いた場合、その方に対して年賀状を出すのを控えるという方も多いのではないでしょうか。

それに喪中の方からしても、「喪中相手には、年賀状は出さないもの」、「出来れば、お正月に慶事の連絡はして欲しくない」と思っていらっしゃる方も多いですし、身内の方が亡くなられているので深い悲しみの中におられると思います。

「喪中のはがきを出したのに、人の気持ちも考えられない非常識な人」と思われないためにも、年賀状を出すことは控える様にしましょう。

結婚報告するのに喪中相手には寒中見舞いを出すの?

お正月過ぎから、2月中まではとても寒い時期ですよね。この寒い時期に、風邪を引いたりして体調を崩していないかと「お相手の健康を気遣い、お互いの近況を報告する」といった習慣があります。

冬の寒い時期にお相手の方を見舞うためのものなので「寒中見舞い」といいます。この寒中見舞い、一般的な季節のあいさつ状としての用途が主ですが、他にも様々な用途にて使用されています。

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≪寒中見舞いの他の用途≫

・年賀状を1月7日までに出すことが出来なかった場合のあいさつ状
・喪中のため、年賀状を出すことが出来なかった場合のあいさつ状
・喪中の方へ、年賀状代わりのあいさつ状

今回の場合、最後の用途に当てはまりますので、「寒中見舞い」のあいさつ状に結婚の報告を兼ねて出すようにしましょう。

寒中見舞いを送る時期としては、お正月(松の内=松飾りのある期間)過ぎの1月7日から節分まで(2月3日頃)となります。もし、この時期に間に合わないようであれば、「余寒見舞い」として出すこともできます。

余寒見舞いを送る時期としては、立春(りっしゅん)から春のお彼岸前までとなります。暦の上では春になったとはいえ、2月中はまだまだ寒いですので、この時期にお相手の方を見舞うものが余寒見舞いとなります。

≪季節の挨拶状≫

・年賀状  
(正月元日から松の内まで :1月1日~1月7日)

・寒中見舞い
(松の内明けから節分まで :1月8日~2月3日頃)

・余寒見舞い
(立春から春のお彼岸前まで:2月4日頃~3月中旬 ※2月中の場合も)

寒中見舞いに写真入は大丈夫?

結婚の報告として、年賀状の代わりに寒中見舞いを出すことにしたけど、写真を入れても大丈夫なのかな、控えたほうがいいのかなと考えている人も多いのではないでしょうか。

一般的には、「寒中見舞い」は、相手の方を気遣うことが目的となるあいさつ状なので、写真を入れないことが多いです。しかし写真を入れてはいけないという決まりはありません。

ですが、お相手の方が「喪中である」ということを考慮すると、結婚の報告のみとし、写真を入れないほうが無難です。

写真入りで大丈夫かどうかは、やはりお相手の方との関係性によるものが大きいと思います。お相手の方とのやりとりがいつも写真入りであったり、仲が良いご友人などの場合であれば、写真入りのものでも大丈夫ではないでしょうか。

ただし写真入りにする場合においても、以下の配慮をするのがマナーです。

≪注意するポイント≫
 
・華美なものにしない
・肌の露出が多いものにしない
・写真が大きすぎない

結婚報告するのに喪中相手に年賀状は失礼? まとめ

今回は、「結婚報告として喪中の人に年賀状は失礼か、寒中見舞いに写真を入れてもよいのか」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

慶事ごとと弔事ごとが重なるとよく分からなくなってしまいますよね。このような場合、身近な年配者の意見を聞くのも良い方法だと思います。

いつまでもお互いの気遣いを大切にし、近況報告をしていけるといいですよね♪

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もし宜しければご覧になり、参考にしてみてくださいね♪

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