年賀状に私製はがき使うのはマナー違反?書き方と注意点のご紹介!

年賀状私製はがき

年賀状って年賀はがきでしか送れないの?

郵便局で発行されている「年賀はがき」を使用して年賀状を作成するという人がほとんどだと思います。通常の郵便はがきや私製はがきを使用しての年賀状というのはマナー違反なのでしょうか。

使用できる場合には、書き方はどうすればいいかの、どのような注意点があるのか気になるという人も多いのではないでしょうか。

今回は、「年賀状に私製はがき使うのはマナー違反なのか、書き方と注意点」についての情報をお裾分け致します。

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年賀状を私製はがきで送るのはマナー違反?

通常の郵便はがきや私製はがきを使用しての年賀状はマナー違反なのでしょうか?

答えは、マナー違反ではありません

私製はがきを使用する場合には、ちょっとした守るべき書き方や注意点がありますが、私製はがきの方が一味違った年賀状として送ることができます♪

一般的に「官製はがき」と呼ばれているはがきは、「官」つまりは国が「製作」し、発行しているはがきのことです。今は郵便局が民営化されましたので「郵便はがき」と呼ばれています。

年賀はがきも郵便局から販売されておりますので、郵便はがき(官製はがき)の1つとなります。これら郵便はがきには「切手」がすでに印刷され、配達料金が含まれています。

それに対して、「私製はがき」と呼ばれているはがきは、「私」が「製作」するはがきのことです。つまり郵便局以外が作り、販売しているはがきのことです。もちろんご自身が製作した紙をはがきとして使用することもできます。

私製はがきを配達してもらう為には、郵便局で販売されている「切手」を貼る必要があります。

ご自身で印刷される方も多いですが、現在では色々なお店で、素敵な私製はがきが販売されていますので、こちらを使用して年賀状を送るのもオリジナリティがあって素晴らしいですよね。

私製はがきに切手を貼る際、通常の切手を貼るのでも問題ありませんが、やはり年賀状ですので「年賀切手(52円)」や「お年玉付き年賀切手(55円)」がオススメです。

また「特殊切手」の中にグリーティング用のものもありますので、こちらの切手を使うというのも良いと思います。

年賀状を私製はがきで送る場合の書き方は?

私製はがきを使用し年賀状を送るには、このはがきは「年賀状である」こと、「郵便はがき」であることを明記しなければなりません。

≪年賀状として送る場合の書き方≫

■表面に赤い文字で「年賀」とはっきり書く
一番注意しなければならないのが、はがきの表面に赤い文字で「年賀」と書くことです。「年賀」の文字が記載されていないと、通常の郵便はがきとなってしまい、投函すると普通に配達されてしまいます。

「年賀」の文字を書く場所は、 一般的には切手の下に縦書きで書くようにします。「年賀」の文字は手書きでも印刷でも大丈夫で、郵便局によってはゴム印が置いてありますので、それを押印するのでも問題ありません。

■表面に「郵便はがき」である旨を記載する
私製はがきを「通常はがき」の配達料金(52円)で配達してもらうためには、表面に「郵便はがき」もしくは「POST CARD」と記載してあることを確認しましょう。

この表示がないと、手紙(第一種郵便物)として取り扱われてしまい、配達料金が82円となってしまいますので注意が必要です。

ご自身で作られたはがきや、記載がない私製はがきの場合には、はがきの上部に「郵便はがき」もしくは「POST CARD」と記載しましょう。

色は黒でも問題ありませんが、間違われないようにするためには、赤い文字ではっきりと記載することをオススメします。

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郵便はがき   
切手
     
     

年賀状を私製はがきで送る場合の注意点は?

私製はがきは市販されているもの、ご自身で作成したはがき(用紙)を使用することが可能です。しかし以下の3つの点に注意するようにしましょう。

≪私製はがきの注意点≫

■はがき代は個別に掛かる
郵便局で販売されている年賀はがきは、配達料金(52円)込みのものですが、私製はがきの場合は、はがき代+配達料金代(切手代)が掛かります。

そのため、年賀はがきと比較し、はがき代分が若干割高になってしまいます。

■はがきの形状としては、「長方形」の紙に限る
私製はがきとして、ご自身で色々な形状のものを製作することも出来ますし、市販されている私製はがきのなかには、楕円形のものであったり、ハート型のものがあります。

もちろん長方形ではない形状のものを配達することは可能ですが、長方形以外の形状のものは、「通常はがき(52円)」として配達することは出来ず、第一種郵便物の配達料金となってしまいます。

■私製はがきの規格と様式を守る
以下の規格を越えてしまっている私製はがきに関しては、第一種郵便物の扱いとなってしまいますので注意が必要です。

特に、海外で購入されたポストカードの場合、私製はがきの規格を越えてしまっているものもありますので、投函する前に、サイズと重さの確認をするようにしましょう!

もし確認せずに52円の切手を貼り付け投函した場合、料金不足で戻ってきてしまうことになります・・・

≪私製はがきの規格と様式について≫

項目 私製はがき 郵便はがき(参考)
紙質 郵便はがきと同等以上
厚み 郵便はがきと同等以上 約0.21mm
サイズ(長辺) 140~154mm 148mm
サイズ(短辺) 90~107mm 100mm
重さ 2~6g 約3g
白色または淡色

 

年賀状に私製はがき使うのはマナー違反? まとめ

今回は、「年賀状に私製はがき使うのはマナー違反なのか、書き方と注意点」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

これまで通り「お年玉付き年賀はがき」を使って年賀状を書くことに飽きてしまった場合には、私製はがきを使ってみることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

素敵なデザインの私製はがきもありますし、切手を貼るだけでも一味違った年賀状になると思いますよ♪

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もし宜しければご覧になり、参考にしてみてくださいね♪

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