喪中はがきはいつまでに出す?専用はがきはある?自作しても平気?

喪中はがきいつまで

喪中はがきを準備するのだけどどうしたらいいのか・・・

身内に不幸があり、喪中はがきを出すことになったけれども、初めてのことなのでよくわからないという人も多いのではないでしょうか。

年賀状は子どもの頃から慣れ親しんでいるので、年賀はがきの存在や、いつ頃までに出すという知識はありますよね。

でも喪中はがきって届いたものを見たことがある程度なので、なんとなくどんなものなのかは分かっていても、いざ喪中となった場合、「喪中はがきって専用のものがあるの?」、「喪中はがきは、いつ出してもいいの?」など分からないことだらけだと思います。

今回は、「喪中はがきはいつまでに出す必要があるのか、専用はがきや自作は大丈夫なのか」についての情報をお裾分け致します。

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喪中はがきはいつまでに出す必要があるの?

私たちが普段「喪中はがき」と呼んでいるはがきの正式名称は、「年賀欠礼状」というものです。

お正月の際、無事新年を迎えられることが出来たことをお互いに喜び、あいさつを交わします。しかし服喪期間中である場合、慶事事を控えることになります。そのため、こちらから新年のあいさつすることができないことを伝え、お詫びするものが年賀欠礼状です。

つまり、「服喪期間中につき、新年を迎えらえた喜びのあいさつをすることが出来ず、申し訳ありません。」というお詫びの挨拶状なのです。

その為、日頃お付き合いのある方々や年賀状を通じて連絡を取っているかたに対して、新年を迎える前に「喪中はがき」を出す必要があります。

ですが、「喪中はがき」の意味として、身内に不幸があり、服喪期間であることを知らせる「訃報」の連絡だと思っている方が多いのが実情です。そのため、喪中のはがきが届いた場合、喪中の方に対して年賀状を出すのを控えるという方も多いのではないでしょうか。

喪中のはがきが届くと、年賀状を出すのを差し控えるということが現在の考え方になっていますので、お相手の方が年賀状の準備を始める前までに、喪中はがきを出すような気遣いが一般的となってきています。

その為、年賀はがきの発売開始日や受付開始期間を目安にして出すようにしましょう。今年の年賀はがきの各期間は次のようになっています。

≪年賀はがきの発売期間≫

2016年11月1日 ~ 2017年1月6日

≪今年の年賀はがきの受付時期≫

2016年12月15日 ~ 2016年12月25日

この期間を考慮すると喪中はがきは、2016年11月初旬から12月初旬まで、遅くとも12月14日までには届くようにしましょう。

本来、喪中はがきはいつ出してもいいのですが、あまり早くに届いたとしても、お相手の方が喪中であることを忘れてしまうこともありますので、年賀状を意識する時期に送るのがよいですね。

喪中はがきには専用はがきはあるの?

年賀状には「年賀はがき(お年玉付郵便はがき)」という専用のはがきがありますよね。では、年賀欠礼状には「喪中はがき」という専用のはがきはあるのでしょうか?

答えは、「ありません。

一般的に喪中はがきとして使用されている、切手のマーク部分が「胡蝶蘭」のデザインがされているはがきは、喪中はがき専用ではないのです!

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胡蝶蘭デザインのはがきは、喪中用としては作られていませんので、基本的には通常の用途でも使えるものです。しかし他の切手デザインと比較し、胡蝶蘭デザインのもの柄や色に派手さはなく、どちらかというとシックなものとなっています。

その為、喪中はがきの印刷店などで 喪中用にと使用されることが多くなり、結果として喪中用のはがきとして一般的に認知されるようになったようです。

また「切手」には弔事用の専用切手(花文様、52円)があります。私製はがきを使用する場合には、こちらの弔事用切手を貼り付けることで「喪中はがき」として出すことができます。

喪中はがきは自作してもいい?

はがきの裏面(通信欄)に喪中のあいさつが記載されているはがきが販売されています。今ではホームセンターや、コンビニエンスストア、100円ショップでも手に入ります。

色々なデザインを使用できたりする年賀状とは異なり、喪中はがきは弔事の難しいルールがあったり、定められた文言しか使用できないイメージがあり、裏面が記載済みの既成のはがきを購入したり、宛名から通信欄まですべてを専門の印刷店にお願いするという人が多いのではないでしょうか。

実は、難しいルールや定められた文言を使用するなどはないので簡単に自作することが可能です。

華美な多色使いは控え、シンプルにというのが基本となりますが、黒や灰色、紺色、紫色などの地味な色でなければならないという決まりはありませんし、今は、赤や黄、緑そして水色などの明るい色が普通に使われ、明るいお花の挿絵などのデザインも多くなりました。

既成のものを使用したり、印刷専門店で作って頂くことのほうが、手間はなく簡単かもしれませんが、もし時間に余裕がある場合には自作されてみてはいかがでしょうか。

≪自作する上での押さえるべきポイント≫

①最初に喪中である旨のあいさつ文をいれる。

②生前に故人がお世話になったことに対する感謝を入れる。
※必要に応じてお相手の体調を気遣う文面をいれる。

③締め括りのあいさつを入れる。

故人の方の情報(続柄、故人の名前、年齢、亡くなられた日等)を入れる場合には、①のあとに入れると良いでしょう。

また、絵柄を入れる場合、一般的なお花のデザインで問題ありませんが、絵柄を工夫してみるのも良いかもしれませんね。

≪絵柄の参考例≫

・故人が好きだった趣味の絵柄
・故人の愛用品
・故人の思い出の場所

喪中はがきはいつまでに出す? まとめ

今回は、「喪中はがきはいつまでに出す必要があるのか、専用はがきや自作は大丈夫なのか」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

喪中はがきは故人とつながりのあった方々に対する故人の最後のあいさつとなるものです。

故人がお世話になった方に対し、感謝の気持ちを込め、失礼のないように送るようにしましょう。

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喪中はがきについての記事は以下のものがあります。

もし宜しければご覧になり、参考にしてみてください。

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