年賀はがきが古いけど使うことはできる?交換や換金方法はある?

年賀はがき古い

年賀はがきで古いものは、使うことができるの?

年賀はがきを購入するときは、送付する人数に書き損じの分を数枚考慮して、出来る限り余りが出ないように購入するという方が多いのではないでしょうか。

仮に数枚程度余ったとしても、懸賞などで使おうと思い、一年が過ぎ、また新年を迎え、年賀はがきが余りと・・・。

気付くと毎年余ってしまった年賀はがきが膨大な量になっているなんてことも。この余ってしまった古い年賀はがき、もう使えないだろうと大掃除の際に捨ててしまうのはもったいないです。

今回は、「年賀はがきが古いけど使うことができるのか、交換や換金方法はあるのか」についての情報をお裾分け致します。

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年賀はがきが古いけど使うことはできるの?

年賀はがきは、通常のはがきと違って、その年限りの季節商品なので余ってしまうとなかなか使い道がないですよね。

購入後、喪中はがきが届き、年賀状を出すことが出来なくなった場合や、書き損じしなかったので予備が余ったという場合があり、余りを出さないっていうことはなかなか難しいですよね。

しかも、郵便局が販売している「お年玉付郵便はがき(年賀はがき)」の場合、一度購入すると「未使用品」であったとしても、返品は出来ません。一定の手数料を支払い、他のはがきや切手類に交換することのみの対応となります。

その為、大量に余ってしまえば、「よし交換しに郵便局に行こう!」と思うものですが、数枚程度だと、時間と手間と手数料をかけてすぐに交換しに行こうとはなかなか思いませんよね。それが積り積もって未使用の古い年賀はがきが溜まってしまっているという人も多いのだと思います。

では、大量に余っている未使用の古い年賀はがきは、年賀はがきとしては使えないから捨てるしかないのでしょうか、それとも通常のはがきのように使うことが出来るのでしょうか?

答えは、「通常のはがきとして使うことができます!!!」

ただし、現在のはがきの値段は52円です。52円に満たない古い年賀はがきの場合は、差額分を切手として貼り付けることによって使うことができます。

≪はがきの値段の推移≫

昭和
47年
2月
1日 ~
昭和
51年
1月
24日
 10円
昭和
51年
1月
25日 ~
昭和
56年
1月
19日
 20円
昭和
56年
1月
20日 ~
昭和
56年
3月
31日
 30円
昭和
56年
4月
1日 ~
平成
1年
3月
31日
 40円
平成
1年
4月
1日 ~
平成
6年
1月
23日
 41円
平成
6年
1月
24日 ~
平成
26年
3月
31日
 50円
平成
26年
4月
1日 ~
現在
 52円

例えば、40円の年賀はがきの場合、52円-40円=12円 ですので12円分の切手を古い年賀はがきに貼り付ければ、配達してくれます。

また、かなり古い年賀はがきの場合であれば、お正月のシーズンに投函した場合、切手を貼り付けてあるので、1月1日に届けられるということはないとは思います。しかし、平成27年以降の年賀はがきは値段が同じですし、今年の年賀はがきと間違われる可能性もあります。

そのため、「年賀」の部分は二重線で取り消すのがマナーとなります。

年賀はがきが古いものは交換できるの?

余ってしまった年賀はがきを懸賞等の応募用に使う方もいらっしゃることだと思います。ですが、かなり古くなった年賀はがきを使うのはさすがに気が引けますよね。

そういった場合は、手数料(1枚につき5円)を支払い、通常のはがき(年賀はがきは不可)や切手類に交換できます。一度も投函していないものであれば、書き損じのものでも交換することが出来ます。

また、交換の際の手数料は「現金」で支払うと思っている方も多いと思いますが、「切手」で支払うことも可能です。

≪準備するもの≫
■古い年賀はがき
・一度も投函されていないもの

≪交換できる場所とその方法≫
■簡易郵便局を除く、すべての郵便窓口

■交換手順
・窓口に行き、手数料(1枚につき5円)を支払い、交換。差額が発生する場合には差額分を支払います。

【例1】40円の年賀はがき10枚を通常はがき(52円)10枚に交換する場合

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持参した年賀はがき
40円 ×
10枚 =
400円
--------- --- --- ---
交換する通常はがき
52円 ×
10枚 =
520円
交換手数料
5円 ×
10枚 =
50円
合計
570円
--------- --- --- ---
差額
170円

差額の170円を「現金」で支払うことで、通常はがき10枚と交換することができます。

交換の際、現金での支出をなくしたいという方も多いと思います。その場合、一部を切手に交換することにより、その「切手」で支払うことも可能です。交換の際、窓口の担当者に「手数料は切手で支払います」と伝えて下さい。

【例2】40円の年賀はがき10枚を通常はがき(52円)6枚と切手(88円分)に交換する場合

持参した年賀はがき
40円 ×
10枚 =
400円
--------- --- --- ---
交換する通常はがき
52円 ×
6枚 =
312円
交換する通常切手
50円 ×
1枚 =
50円
(★)
30円 ×
1枚 =
30円
5円 ×
1枚 =
5円
3円 ×
1枚 =
3円
交換手数料
5円 ×
10枚 =
50円
合計
450円
--------- --- --- ---
差額
50円

この差額の50円を交換する50円の切手(★)で支払うことよって現金を支払わずに交換することが可能となります。ですので実際には、350円分のはがきと切手に交換したことになります。

≪交換できるはがきや切手類など≫

交換できるはがきや切手類は、郵便局で通常販売しているものに限られます。

■切手(弔事用切手も含む)

■通常はがき、往復はがき(その他の郵便はがき)

■特定封筒(レターパック封筒)

■郵便書簡

年賀はがきの換金方法はあるの?

現在では、メールやSNSを利用することが多くなり、不要となった年賀はがきを他のはがきや切手類に交換しても使い道がないって場合が多いのではないでしょうか。

折角はがきや切手に交換しても、使う用途がないのであれば、またタンスの肥やしとなってしまいます。そのため、もっと有効な活用方法はないかとお悩みの方も多いと思います。

そこで、古い年賀はがきを「換金」する方法をご紹介します。

≪換金する方法≫

■通常の「切手」に交換後、金券ショップや切手買取店で換金する

はがきよりも切手の方が需要があります。切手の場合は、はがきや封筒に貼って使用することが出来るからです。

郵便局で、通常の切手(特に52円や30円、1円が使用頻度が高いのでオススメ)に交換してもらいましょう。その後、それを金券ショップや切手買取店で買い取ってもらいます。

■古い年賀はがきをオークションに出す、買取専門店に売る

各年代の年賀はがきを収集されている方が多いので、オークションに出してみるといいでしょう。プレミアがついているものもありますので、高値で取引される場合もあるようです。

年賀はがきが古いけど使うことはできる? まとめ

今回は、「年賀はがきが古いけど使うことができるのか、交換や換金方法はあるのか」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

余らないように年賀はがきを購入することはなかなか難しいですよね。タンスの肥やしになってしまっている古い年賀はがきはありませんか?

そのままにしておくのはとってももったいないです。一度その価値を確認してみてから郵便局で交換するのでも遅くないです。もしかしたらプレミアがついているかもしれませんよ♪

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年賀状についての記事は以下のものがあります。

もし宜しければご覧になり、参考にしてみてくださいね♪

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