年賀状宛名は縦書き?連名はどうする?差出人の書き方は?

年賀状宛名

年賀状の宛名って縦書きじゃないとダメなの?

年賀状を出す場合、受取人(お相手の方)の宛名を書きますよね。毎年、書くときの気分によって縦書きにしたり、横書きにしたりする人もいますよね。

また、家族ぐるみでお付き合いが始まった場合、お相手の家族の方全員の名前を連名にして出したくなりますよね。宛名の書き方って住所と名前さえ合っていれば、受取人の方に届くからあまり気にしていないっていう人も多いのではないでしょうか。

今回は、「年賀状の宛名は縦書きが基本なのか、連名や差出人の書き方」についての情報をお裾分け致します。

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年賀状の宛名は縦書きするべきなの?

年賀状の宛名を書く場合、「縦書き」と「横書き」のどちらでもいいのでしょうか?

基本的には、表面と裏面の文字の書き方を統一するのが基本です。宛名を縦書きにするのであれば、裏面の文字やデザインも縦書きにし、宛名を横書きにするのであれば、裏面も横書きにしましょう。

ただし、年賀状は日本のお正月文化の一つなので、基本的には縦書きで書くことが一般的です。例えば、受取人の方が、ご年配の方、目上の人、しきたりを気になさる方、ビジネスなどの場合、縦書きとするのがマナーとなっています。

宛名を書く際には、次の注意点がありますので、チェックしていきましょう!

≪宛名の書き方での注意点≫

■縦書きの場合、住所や部屋番号などの数字は漢数字で書く
漢数字(一、二、~ 十)で書く場合、1桁の場合は特に気にする必要はありませんが、2桁以上となった場合、気になるのは「桁」をどのように考えたらよいのかですよね。「桁」の部分も漢数字で表現するのでしょうか?

例えば、番地が2468の場合、桁数を漢数字にして書くと、「 二千四百六十八 」となります。4文字の数字を漢数字で表現すると7文字となり、とても見づらいものとなってしまいます。

ですので、二桁の数字の場合(例えば、68)は、「 六八 」もしくは「 六十八 」とし、三桁以上の数字は、桁数を省略し、「二四六八」と記載することが多いです。

※横書きの場合は算用数字(1、2、~ 10)で大丈夫です。

■住所は番地までを一行で書く
都道府県から始まって最後の番地までを1行で書くようにします。ただし、市町村名や番地が長い場合、1行で入れようとすると、字を小さくしないと入りきらないこともあるかと思います。

字をあまり小さくしてしまうと、全体的なバランスも悪くなってしまいますので次のいずれかの方法をとります。

・都道府県名などを省略する
※7桁の郵便番号を正確に記載している場合に限る

・区切りの良い部分で2行に分ける
※集合住宅などの場合で3行になってしまう場合には、都道府県を省略した方が良いと思います。

■集合住宅などの場合のマンションやアパート名、部屋番号は2行目に記載する
集合住宅の名前を記載せず、部屋番号だけを記載した場合など、宛名がはっきりしない場合、「あて名不完全で配達できません」ということで、年賀状が戻ってきてしまうことがありますので、きちんと書くようにしましょう。

≪年賀状の宛名参考例≫
年賀状宛名参考

年賀状の宛名で連名はどのように記載するの?

社会人になってからやご自身の結婚や友人の結婚をきっかけで、家族ぐるみでお付き合いが始まった場合、宛名を連名にして年賀状を出す場合が増えてくると思います。

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宛名が一人だったときは特に気にすることもありませんでしたが、連名にする場合、どう記載したらいいのか分からないこともありますよね。

年賀状の宛名を連名(夫婦や家族)で記載する場合には、決まり事があります。

≪宛名を連名で記載する方法≫

■世帯主の方を一番右に書きます。

■その左横に、奥様 → お子さんの順番で、名前のみを書きます。
※苗字は世帯主のみとします

■敬称(様など)は全員に付けます。
男の子の場合は「君、くん」、女の子の場合は、「ちゃん」でも大丈夫です。

年賀状に宛名を実際に書いてみると分かるのですが、連名の場合、4名を記載するのが限界だと思います。3人家族や4人家族の場合は、ご家族全員の名前を記載することができますが、5人以上の場合は、ご家族全員記載することは困難となります。

その場合には、お子様の名前を記載せずご夫婦のみの連名とするか、世帯主の方以外の方を「ご家族様」としたほうが宛名がすっきりします。

≪年賀状の宛名参考例≫
年賀状宛名参考

年賀状の差出人の書き方は?

差出人(あなた)の住所の書き方および連名の書き方は受取人のときと同じようにしましょう。

差出人を書く場所は表面の左端が一般的となります。ただし、裏面に記載するのでも問題ありません。縦書きの場合には左端に、横書きの場合には、下側に書くようにしましょう。

注意すべき点としては、表面と裏面の両方に差出人の名前を書くことです。

両方に書いてしまうと、「念が入りすぎている」、「屋上屋を架する行為」と受け止められてしまう場合があるからです。「屋上屋を架する」とは、屋根があるにもかかわらず、その上にさらに屋根を架けることを意味し、機能や用途が重複しており、無駄なことをするたとえです。

裏面は印刷業者に依頼し、表面の宛名は自分で書くという人も多いと思いますので、差出人を重複して記載しないようにしましょう。

年賀状宛名は縦書き? まとめ

今回は、「年賀状の宛名は縦書きが基本なのか、連名や差出人の書き方」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

年賀状の宛名や差出人の部分はあまり意識せずに記載していますよね。私もそうでした。(^^;;)

最近では印刷業者に依頼したり、パソコンの年賀状ソフトなどで印刷する方も多いと思います。年賀状を注文する際や、印刷する前に、いまいちど宛名を見直してみていかがでしょうか。

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もし宜しければご覧になり、参考にしてみてくださいね♪

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