わんちゃんを外で飼っているんだけど良い寒さ対策ってないのかな・・・
最近では、室内でわんちゃんを飼う方も増えてきていますが、外で飼っている方もたくさんいますよね。
わんちゃんが若い時は、寒さに強かったのであまり心配しなかったけど、年をとるにつれ、寒さに弱くなり、体調崩さないか心配するかたも多いのではないでしょうか。
今回は、「犬の寒さ対策で外飼いの場合の注意点と、小屋や寒い夜の工夫」についての情報をお裾分け致します。
犬の寒さ対策で外飼いの場合はどうする?
わんちゃんを外で飼う場合、犬小屋を使っていますよね。犬小屋はどんなところに設置しているのでしょうか?
玄関の脇? 門の近く? 庭の隅っこ? 植木の下? 倉庫の中? カーポートの下?
お家の都合で、色々な場所に犬小屋を設置していると思います。少しでも寒さを防げるように犬小屋を設置する場所の見直しから行っていきましょう!
犬小屋がすっぽり入るような日当たりが良い倉庫がある場合には、倉庫に犬小屋を設置してあげるのが一番です。しかし、そのような状況はなかなかありませんので、下記の注意点を少しでもクリアできるような場所に設置してあげるようにしてあげましょう。
≪屋外に犬小屋を設置する場合の注意点≫
■雨や雪、霜を防ぐための屋根がある場所
寒い冬は、霜がおりることもありますよね。犬小屋の屋根に直接霜がおりないような場所に設置してあげましょう。軒下や、カーポート、大きな植木の下などがあればそちらの下に設置するといいですね。
■風を防ぐための壁などが近くにある場所
通常、風速が1[m/s]強くなるごとに、体感温度は約1[℃]ずつ下がると言われています。わんちゃんにとっても冷たい北風はつらいので、少しでも風が当たらないような場所に設置してあげましょう。冬場は北東の風が吹くので、家が壁となるように家の南側や東側が望ましいです。
■日当たりの良い場所
日中はひなたぼっこができるように、温かい日差しが当たるような場所に設置してあげましょう。
犬小屋の寒さ対策の工夫はどうすればいい?
私たちの住む家と違い、わんちゃんの犬小屋には断熱材がないので、保温性がありません。そのため、冬の寒さ対策としては、犬小屋の保温性を高めてあげることが大切です。
犬小屋の保温性を高めるために使用可能な材料をご紹介します。一番のオススメは「ジョイントマット」です。
≪材料の一例≫
■段ボール
薄いものではなく、紙と紙の間に空気層があるものがオススメです。ただし水に弱いので濡れないように注意が必要です。使用する場合には、犬小屋の中側で使用しましょう。
■発砲スチロール
色々な厚みや大きさがあるので選択する自由度が一番高いです。しかも軽くて、加工がしやすいのがメリットですが、ボロボロになりやすいのがデメリットですね。
■エアキャップ(エアパッキン)
プチプチとつぶせる気泡緩衝材です。
■ジョイントマット
パズルマットとも呼ばれ、フローリングの床などに正方形のものつないで敷くマットです。断熱効果が高く、軽く、加工もしやすく、組み立ても容易なのでオススメです。そしてなんといっても見栄えが一番いいです。
サイズも豊富ですし、敷くだけでなく、壁側の断熱材としても使うことができる優れたものです!
※銀マットもあるのですが、銀マットは光ってしまうため、わんちゃんにはよくありません。また、銀色の部分がボロボロに剥げてしまいますのであまりオススメしません。
特に、わんちゃんは、床に寝そべって就寝しますから、床からの寒さや冷気を遮断してあげるとともに床の保温性を高めてあげることが寒さ対策の一番のポイントとなります。
≪床からの寒さや冷気を遮断する対策案≫
床の下側に発砲スチロールかジョイントマットをつけ、わんちゃんにかじられないようにすのこを取り付ける。
≪床の保温性を高める対策案≫
上のいずれかの材料を敷き、その上に毛布などを掛ける。
※加工がしやすいのでジョイントマットがオススメです。
≪壁側の保温性を高める対策案≫
段ボール以外の材料を小屋の外側に取り付け、わんちゃんにかじられないように、すのこ等を取り付けて保護する。
※材料の上にブルーシート等で囲ってあげると防風対策により効果的です。
≪入口部分の保温性を高める対策案≫
エアキャップをのれんのようにし、入口付近に取り付ける。
そして、最近はペット用の「吸湿発熱素材」の毛布が販売されていますので、こちらを使うと保温効果は高まりますので、オススメします。
犬の寒さ対策で夜はどうすればいい?
朝方の2時から6時までの間は冷え込みが厳しくなりますよね。1月から2月はより厳しいと思います。もし可能であれば、わんちゃんを玄関に入れてあげることを検討してみては如何でしょうか。
もしどうしても困難な場合には、暖房器具を使ってあげましょう。
≪夜の寒さ対策≫
■湯たんぽを使い、毛布にくるんで入れる。
■ペット用ホットカーペットを使用する
※コンセントタイマー等を使用するとON/OFFが任意に設定できるので低温やけど防止にもなりますし、節電にもなります。
犬の寒さ対策で外飼いの場合はどうする? まとめ
今回は、「犬の寒さ対策で外飼いの場合の注意点と、小屋や寒い夜の工夫」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?
寒さ対策も色々あると思います。犬小屋の寒さ対策も必要ですが、いつも温かいご飯を食べさせてあげることも寒さ対策の一つだと思います。
日頃から、わんちゃんの様子をしっかりと確認し、わんちゃんにあった寒さ対策をしてあげて下さいね。
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