タントのスマートキーの電池交換したい・・・
平成25年(2013年)に発売された3代目タントの鍵には、「キーレス エントリー装着車」と「キーフリーシステム装着車」の2種類があります。
キーフリーシステム装着車の鍵は、「スマートキー」とも呼ばれています。
このスマートキーなどのキーレスの鍵の電池が切れた場合、ディーラーやカーショップに行って電池交換をしてもらう方も多いのではないでしょうか?
ディーラーやカーショップなどで電池交換してもらう場合、スマートキーの種類やお店によって、電池代と工賃で2,000円近くかかる場合もあります。
先日、知人が所有するミニバンのスマートキーの電池交換作業を拝見し、スマートキーの電池交換は意外に簡単できることが分かりました。
車のメーカーやスマートキーの形状が多少異なっていても、基本構造はほぼ一緒なので、電池交換方法も変わらないとのことを聞きましたので、別の車(ダイハツタント:LA600S)のスマートキーの電池交換を行ってみました。
今回は、「ダイハツタントのスマートキーの電池交換方法と電池切れの場合の対処方法」についての情報をお裾分け致します。
ダイハツタントのスマートキーの電池交換方
ダイハツのタント(LA600S/LA610S)の電池交換はとっても簡単です。
今回電池交換を行ったタントは両側パワースライドドアとなっていますので、パワースライドドアのスイッチが2つ付いています。
※片側のみがパワースライドドアの場合は、パワースライドドアのスイッチは1つとなります。
お手持ちのスマートキーが、上記の写真と同じような形状かどうかを確認してみて下さいね。
電池の型番は、「CR2032」となります。
ちなみに元々使用されていた電池は、 Panasonic製でした。
いざ電池が切れ、スマートキーでのドアの解錠ができないとなったら、ちょっとしたパニック(◎_◎;)になる恐れがありますので、『なんだかいつもと違うな~』と感じるようになったら、早めに準備しておいた方が良さそうですね。
このサイズの電池は、100均やスーパー、コンビニなどでも扱っています。
しかし、100均で販売されている電池はどこのメーカーかよく分からない場合もありますよね。
ちなみに、上記ショップの電池は、SONY製で5個300円(送料無料)です。
電池の準備ができましたら、次は、電池交換を行っていきます。
必要な道具は、
- マイナスドライバー
- ピンセットなど
です。
では、交換作業を行っていきましょう!
手順①:スマートキー本体を開ける
スマートキー本体の横に窪みがあります。
その窪みにマイナスドライバーを差し込み、こじる感じで回します。
すると、スマートキー本体が開き、二つに分かれます。
手順②:電池を交換する
電池ホルダーと電池の隙間に先の細いピンセットなどを差し込み、電池を取り外します。
電池を無理矢理にこじり出そうとして、電池ホルダーを割らないように注意して下さい。
新品の電池を、電池ホルダーに取り付けます。
取り付けの際、電池の表面に「+」マークがある面を上にします。
手順③:基板をケースに取り付ける
手順①で二つになったスマートキー本体を合体させます。
スマートキーを操作し、ドアの開閉などが出来るか確認できれば、電池交換終了!!
ダイハツタントのスマートキーの電池切れの場合の対処方法
スマートキーの電池がなくなってくると、スマートキーから車へと飛ばす電波の力が弱くなり、ドアの開錠ができなくなったり、エンジンが始動しなくなったりします。
外出先などで、そのような状態になるとちょっと焦ってしまいますよね。(ToT)
そこで、スマートキーの電池切れの場合における対処方法をご紹介します。
ドアを解錠、施錠するには
ドアが解錠、施錠できなくなってしまった場合には、スマートキーに付属しているエマージェンシーキーを使用します。
手順①:エマージェンシーキーを取り外す
エマージェンシーキーは、スマートキーの横に差し込まれています。
エマージェンシーキーは、スマートキーの横にあるノブ(ロックボタン)を横にずらすことで抜くことができます。
手順②:エマージェンシーキーを車両本体の鍵穴に差し込む
抜いたエマージェンシーキーを、車両の鍵穴に差し込んで、解錠/施錠を行なうことが可能となります。
解錠:車両前側に回す
施錠:車両後側に回す
エンジンをかけたり、停止させるには
エンジンをかける場合
エンジンがかからなくなってしまった場合には、スマートキー本体を「プッシュボタンスタートスイッチ」に近付け、ボタンを押すことによりエンジンをかけることができます。
≪操作手順≫
- シフトレバーが[P]レンジに入っていることを確認
- ブレーキペダルをしっかりと踏む
- 2の状態にてスマートキーを「プッシュボタンスタートスイッチ」に接触させる
- 「プッシュボタンスタートスイッチ」のLEDランプが緑色に点灯するか確認
- LEDランプが緑色に点灯している間に、「プッシュボタンスタートスイッチ」を押す
エンジンを停止する場合
通常のエンジン停止方法と同様です。
≪操作手順≫
- シフトレバーを[P]レンジに入れる
- 「プッシュボタンスタートスイッチ」を押す
タントのスマートキーの電池交換方法! まとめ
今回は、「ダイハツタントのスマートキーの電池交換方法と電池切れの場合の対処方法」についての情報をお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?
スマートキーの電池交換の方法は、車の取扱説明書にも記載されています。
しかし、取扱説明書を見直したりすることもあまりないですし、自分で電池交換をするにも機械が苦手な方にとっては勇気が必要ですよね。
マイナスドライバーでスマートキーを開けるとき、慌てず、落ち着いて丁寧にやることを心掛けて行えば、女性でも簡単に電池交換することができます。
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もし宜しければご覧になり、参考にしてみてくださいね♪
【タントのスマートキーの電池交換方法!電池切れの場合?LA600S】←今ココです。