製氷器にカビ?浄水器の水はダメ?お掃除方法のご紹介!

製氷器カビ

なんだか製氷器の氷が汚れてる・・・

暑い夏の季節には、麦茶や、ジュース、そうめんなどにと、冷蔵庫の製氷器を毎日フル稼働して氷を作ったというご家庭も多いですよね。

季節が変わり、だんだんと寒くなるにつれ、めっきり氷を作る機会も減っていきます。冬になり、久しぶりに氷を作ってみたら、氷がなんだか汚れているような気がするなんてことも。

製氷器は水を入れて、冷たくし氷を作るものだから汚れたりカビや雑菌が生えたりしないのではと思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、「製氷器のカビ、浄水器の水の使用可否そしてお掃除方法のご紹介」についての情報をお裾分け致します。

スポンサードリンク

製氷器にカビは生えるの?

製氷器にカビが生えるのか?

その答えとしては、ズバリ、「生えます!

カビが繁殖しやすい温度は、「20℃~30℃」くらいですが、「0℃~50℃」の範囲であればカビは活動することが可能であり、繁殖のスピードが遅くなるだけです。

寒くなり、氷を作る機会が減ると、製氷器内部に水が循環しなくなってしまうため、、給水タンクや給水パイプに水垢がつき、雑菌が繁殖してしまいます。

ですので、冬の季節こそ、しっかりと製氷器のお手入れをすることが重要になってきます。

製氷器に浄水器の水を使用したらダメなの?

冷蔵庫の種類やメーカーによっても異なりますが、基本的には、製氷器に使用しても良い水は、「水道水」だけです。理由としては、水道水には「塩素」が含まれているからなのです。

塩素には殺菌作用がありますので、製氷器内を殺菌し、カビや雑菌の繁殖を抑える効果があります。しかし、ご家庭の「浄水器からの水」、市販品の「ミネラルウォーター」、「煮沸後に冷ました水」には、この「塩素」が入っていないため、カビや雑菌が繁殖してしまうことになります。

現在では、製氷器のタンク、ホース、フィルタなどは「抗菌仕様」で作られているものも多くなったため、浄水器の水やミネラルウォーターの水が使えるものも増えてきています。

ただし、これらの水を使用する場合には「お手入れの回数を増やす」ように製氷器の取扱説明書に記載されています。

参考までに我が家で使用している冷蔵庫での製氷器の取扱説明書に記載されている内容を抜粋します。

≪製氷器について≫
■使用可能な水
・水道水
・浄水器の水
・ミネラルウォーター(硬度100mg/L以下)
 ※ミネラルウォーターで氷を作ると白い浮遊物が出ることがありますが、害はありません

■使用不可の水
・ジュース類
・スポーツドリンク
・炭酸飲料
・お湯

■お手入れの回数
・洗剤を使用しないで週1回
ただし、浄水器の水、ミネラルウォーターを使用した場合には、こまめに(できればその都度)お手入れしてください。

どのような水を使用可能なのかは、使用されている冷蔵庫の製氷器の部分の取扱方法を、一度ご確認していただくことをオススメします♪

製氷器のお掃除方法のご紹介!

製氷器のお掃除方法をご紹介します。製氷器は基本的に4つのパーツで構成されています。冷蔵庫の種類やメーカーによっても異なりますが、給水タンク、製氷皿、受け皿の3つは外してお手入れすることが可能です。

≪4つのパーツ≫
①給水タンク(フィルタ含む)・・・ 水を貯めておく
②給水パイプ       ・・・ 給水タンクから製氷皿に水を供給
③製氷皿         ・・・ 氷をつくる
④受け皿         ・・・ できた氷を貯めておく

これらのパーツは、水垢などの汚れが付着しています。水垢はアルカリ性の汚れなので、「酸性」のものを使用することで効果的に汚れを落とすことができます。

≪酸性のもの≫
・クエン酸
・お酢(穀物酢)

まずはじめに分解できる3つのパーツ(給水タンク、製氷皿、受け皿)のお手入れ方法をご紹介します。

≪お手入れ方法≫
① パーツが入るボウルを準備し、ボウルにクエン酸水を作る(水:100mlに対し、クエン酸:小さじ1/2程度)
  ※クエン酸水は、ボウルの大きさに合わせ、量を調整してください。

② ①の中にパーツを浸け込み、1~2時間程度放置する

スポンサードリンク

③ パーツを取り出し、スポンジ等に①の水をつけ、こすり洗いをする

④ よく水洗いし、乾かす

3つのパーツすべてのお掃除が完了したら、給水パイプのお掃除を行います。

≪お手入れ方法≫
① 製氷皿と受け皿を元に戻す

② 給水タンクに水とお酢を入れる(水:2、お酢:1)

③ 給水タンクを冷蔵庫にセットし、製氷を開始する

④ 給水タンクの水がなくなるまで氷を作り続ける
  ※出来た氷は食べないようにしてください。

⑤ 給水タンクが空になったら、取り出し、給水タンクを水洗いする

⑥ 給水タンクに水を入れ、冷蔵庫にセットし、製氷を開始する

⑦ お酢のニオイがなくなるまで、④と⑤を繰り返す

⑧ お酢のニオイがなくなったら、製氷皿と受け皿を取り外す

⑨ 製氷皿と受け皿を水洗いし、元に戻して終了

お酢の変わりに、クエン酸を水に溶かした(水:100mlに対し、クエン酸:小さじ1/2程度)ものでも代用可能です。ただしクエン酸水の場合、無色で、ニオイもないため、⑦の判別が出来ません。ですので、食用色素等で色を付けることをオススメします。

また、製氷器用のお掃除クリーナーというもの(クエン酸と天然色素で出来ている)も市販されているので、こちらを使用してみるのもいいかもしれません。

製氷器にカビ? まとめ

今回は、「製氷器のカビ、浄水器の水の使用可否そしてお掃除方法のご紹介」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

夏の季節には大活躍していた製氷器。シーズンオフとなる冬の季節にこそしっかりとお掃除し、いつもキレイな氷を使えるようにしたいものですね。

関連記事情報

お掃除についての記事は以下のものがあります。

もし宜しければご覧になり、参考にしてみてくださいね♪

【大掃除を効率的に!いつから?どこから?時期と手順の紹介!】

【窓枠のカビを除去するには?予防と結露対策の紹介!】

【電子レンジ掃除で頑固な汚れを落とす方法とおすすめグッズ紹介】

【網戸掃除を簡単にするには?その方法と時期を紹介】

【お風呂鏡の頑固な水垢は?きれいにする方法とお手入れ方法とは?】

【お風呂の鏡の曇り止めには?簡単なのは?フィルムは?】

【冷蔵庫の掃除方法は?おすすめ洗剤とお手入れのご提案!】

【製氷器にカビ?浄水器の水はダメ?お掃除方法のご紹介!】←今ココです。

【キッチン掃除を簡単に!順番は?コンロシンク排水溝の掃除方法は?】

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする