マウスがべたべたしてるけど掃除方法がわからない・・・
デスクトップパソコン、ノートパソコンなど、職場や学校、ご自宅でほぼ毎日使用しているという方も多いですよね。
毎日使用しているからなのか、意外と気にしないのがマウスとキーボードの汚れではないでしょうか。
その汚れに気付くきっかけとなるが、マウスのホイールの動きが鈍くなったり、キーボードの感触が悪くなったりですよね。
でもマウスやキーボードは精密機器だからどうやって掃除していいのか良くわからないという場合も。
今回は、「マウスやキーボードのべたつき原因、おすすめクリーナーとお手軽掃除方法のご紹介」についての情報をお裾分け致します。
マウスやキーボードのべたつきの原因はなに?
パソコンを操作するのにマウスやキーボードは必需品ですよね。
そのマウスやキーボードは、直接手で触れているので、接触頻度が高い部分には汚れがつき、べたついてしまいます。
マウスの場合(※右手で操作する場合)は、ホイール、左クリックボタン、右親指が当たる部分、キーボードの場合は、入力頻度の多いキーボタンが特に汚れてしまいます。
このマウスやキーボードに付着した汚れの原因は何かというと、
「皮脂」、「手垢」
です。
お菓子などの食べ物を食べた指で触ってしまった場合には、お菓子の「油汚れ」も付着しています!
毎日、皮脂や手垢が付着することで、汚れが重なり層となり、べたつき、そして頑固なものになっていきます。
では、これから頑固なべたつきと汚れを落とす方法をご紹介をしていきますね♪
マウスやキーボードのおすすめクリーナー
マウスやキーボードに付着した汚れを取り除くために、ティッシュやウェットティッシュなどでゴシゴシ拭き掃除している方はいらっしゃいまっせんか?
ティッシュで乾拭きしたり、ウェットティッシュで拭いても油を完全には取り除くことはできず、ギラギラが残ってしまっていると思います。
しかもウェットティッシュで拭いた場合は、水分が残ってしまっていますよね。
マウスやキーボードは精密機器ですので、水分が残ってしまうと故障の原因にもなりかねませんので注意が必要です。
エタノールを使用しましょう!
この油分を取り除くには、「エタノール」がおすすめなんです♪
エタノールを使って拭き掃除することにより、頑固な汚れやべたつきがなくなり、見違えるほどにきれいになります。
特にマウスにおいては新品のように、触感が「キュっ」、「キュっ」っとなっていることを実感できますよ♪
それにエタノールは揮発性が高いので、水分が残ることはありません。
エタノールはドラッグストアで購入することができるのですが、次の2種類が販売されていることがあります。
■無水エタノール
■消毒用エタノール
無水エタノールと消毒用エタノールの違いはなにかといいますと、「エタノールの濃度」です。
15℃のときに含まれているエタノールの濃度が違います。
無水エタノール(99.5v/v%) > 消毒用エタノール(76.9v/v%)
無水エタノールは「無水」、つまり水が含まれていませんので高濃度となっています。
一方消毒用エタノールは水分が多少含まれていますので濃度が低くなっています。
そのため消毒用エタノールを使用した場合、水分が残り、白い斑点となってしまう場合がありますので注意が必要です。
マウスやキーボードを脱脂する場合、ほとんど差はありませんので、「無水エタノール」を使用するようにしましょう♪
ただし、無水エタノールは高濃度であるため、長時間肌に触れていると肌荒れしてしまう恐れがあります。
肌が弱い方は、ゴム手袋などして作業するようにしましょう。
キムワイプがおすすめ!
エタノールを使って拭き掃除する場合、どんな「もの」を使って拭き掃除すれば良いのでしょうか。
一番身近にある柔らかいティッシュがいいのかなと思ってしまいますよね。
でも、そのティッシュの柔らさと繊維が細かいところが、ちょっと不向きなんです。
頑固な汚れ部分をお掃除しようと思って、エタノールをつけて擦った場合、ティッシュが崩れ、繊維くずがマウスやキーボードなどの隙間に入り込んでしまう恐れがあります。
皮脂汚れは落とせたけれども、繊維くずが隙間に入ってしまい、そのお掃除が追加になってしまったなんてことになりかねません。
そのため、身近なものを使用するのでしたらティッシュよりもキッチンペーパーの方が崩れにくいのでこちらを使用するようにしましょう。
しかし、一番のおすすめとしては、「キムワイプ」です。
耳慣れない言葉ですよね。
このキムワイプは日本製紙クレシアという会社が製造しているウエスなんですが、「理系」の学校や企業では良く知られている存在なのです!
キムワイプの主な使用用途としては、実験装置や器具などの清掃です。
キムワイプの特長としては、
・繊維くずがでない(毛羽立たない)
・水に溶けない
ことです。
ティッシュとは違い、繊維くずが出ることはなく、しかも水を吸うけれども水には溶けませんので、大切な実験装置類の清掃には欠かせない存在なんですね。
実験装置や器具の清掃が主な使用用途でしたが、その使用範囲が広くなり、精密機器であるパソコン(マウスやキーボード)をはじめ、眼鏡拭きにまで使用されているのです。
サイズは何種類かありますが、定番はS-200(120mm×215mm:200枚入)です。
マウスやキーボードのお手軽掃除方法のご紹介
エタノールを使うことにより、マウスやキーボードに付着した「皮脂」、「手垢」などを落とすことをご紹介しました。
マウスやキーボードの表面の汚れはきれいにすることはできましたが、何か気になりませんか?(笑)
そうです、マウスやキーボードの隙間の汚れですよね!
特にキーボードのキーボタンの隙間にはたくさんのゴミが入り込んでしまっているのではないでしょうか。
キーボードのキーボタンをすべて外せば、キレイにお掃除できることはお分かりになると思います。
しかし、外したあとにまた全てを元に戻すのは大変です。
労力を考えると、そこまで完璧なお掃除は求めていないという方が多いのではないでしょうか。
そこで、キーボードのキーボタンをはずすことなく、ほぼ満足できるレベルまでの簡単なお掃除方法をご紹介したいと思います。
≪キーボードの掃除方法≫
①パソコンからケーブルを外す
ワイヤレスの場合は、電源をOFFする
②キーボードを裏返して、振る
③キーボードのキーの隙間に「エアダスター」を吹き付ける
④②と③を繰り返す
※ノートPCの場合には、電源をオフし、下に落とさないように十分注意して行ってくださいね。
エアダスターとは、圧縮された空気が勢いよく出てくるスプレーのことです。細いノズルが付いていますので、狭い隙間などにはノズルを差し込んで使うと効果的です。
エアダスターを使用することによって、隙間の奥に入り込んでしまう場合もありますが、色々な角度から吹き付けることによって、目に見えるゴミは取り除くことができます♪
このエアダスターは、パソコン本体やファンのホコリを吹き飛ばすのにも使えますし、スマホのイヤホンジャックなどにも使えますので、一つあると非常に便利なものです。
マウスやキーボードのべたつき原因? まとめ
今回は、「マウスやキーボードのべたつき原因、おすすめクリーナーとお手軽掃除方法のご紹介」についての情報をお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?
パソコンの使用頻度が高い人ほど、マウスやキーボードの汚れが頑固になってしまいます。
マウスやキーボードが汚れていると誤操作や故障の要因にもなってしまいます。
毎回気持ちよくパソコンの操作をするためにも、定期的に、エタノールやエアダスターを使用してお掃除するようにしましょう♪