カレーのシミの落とし方のご提案！服とカーペットはどうするの？

子どもの袖にカレーのシミがついちゃった！　落とせるかな・・・

子どもも大人も大好きなメニューのひとつといえば、カレーライスですよね♪

香辛料の何ともいえない辛さが、食欲をそそります。

子どもがまだ小さいうちは、こぼさないか、汚さないかとハラハラしながら食べる姿を見守るなんてこともしばしば。

大人さでさえ、ついうっかりカレーをこぼしてシャツにつけてしまい、急いで洗濯してもキレイに落ちず、シミが残ってガッカリしたという経験がある人も多いのでは？

今回は、「カレーのシミの落とし方、服とカーペットはどうするのか」についての情報をお裾分け致します。

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カレーのシミの落とし方のご提案！

衣服についたカレーのシミ、強敵ですよね！

カレーの黄色いシミの原因は、ターメリックというカレーの主要スパイスなんです。ターメリックに含まれている『クルクミン』という黄色い色素がシミのもととなっています。

このクルクミン、なんとですね　「水に溶けにくい」という性質を持っているのだそう！！！　どおりで、いくら水で揉み洗いしても、何時間もつけ置き洗いしてもシミが落ちないわけですね・・・。

しかし、あきらめることはありません。クルクミンは、「紫外線に弱い」という性質も持ち合わせています。つまり、紫外線に弱いということは、太陽の光の力を借りることで、シミを落とすことが可能なのです♪

カレーのシミは、天日干し(紫外線)することによってクルクミンが分解され、消えることになります。
　

カレーのシミがついた服はどうするの？

衣服に付着したカレーのシミには油汚れもありますので、まずはこの油汚れを先に落とすことが大切です。

油汚れは酸性なのでアルカリ性の洗剤を使用し、落としていきましょう。

今回はお掃除の強い味方である、「セスキ炭酸ソーダ」を使用します。弱アルカリ性で油汚れやたんぱく質を分解する効果があります。

まずは、セスキ炭酸ソーダを水に溶かして、セスキ炭酸ソーダ水を作りましょう！

≪準備するもの≫
・セスキ炭酸ソーダ水
　(水500㎖に対し、セスキ炭酸ソーダ小さじ1 位)
・キッチンペーパーもしくは雑巾
　

準備が整ったら、以下の手順で油汚れを落としていきます。

≪カレーの油汚れの落とし方≫
①　セキス炭酸ソーダ水をキッチンペーパーに染み込ませる
②　①でカレーのシミ部分をトントンと叩くようにし、油汚れを落とす(※1)
③　きれいなキッチンペーパーに汚れを吸い込ませる
④　②と③を数回繰り返す
⑤　洗濯する(※2)
⑥　黄色いシミに紫外線が当たるように天日干しする

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※1
カレーの黄色のシミにセスキ炭酸ソーダ水を付けるとシミが赤くなるのでびっくりするかもしれません。クルクミンは酸性では黄色、アルカリ性では赤くなる性質があります。水洗いをしてアルカリ成分を落とすとまた黄色くなります。

※2
すすぎ洗いを十分にして下さい。洗剤のアルカリ成分が残ったまま乾かすと、シミが落ちないことがあるので気を付けましょう。

季節や天候の状況によっては、一度の洗濯(天日干し)では落ちない場合がありますが、洗濯(天日干し)を繰り返すことで黄色のシミを落としていきましょう。

カレーのシミの落とし方でカーペットはどうするの？

カーペットやキッチンマットも基本的には衣服と同じ要領で汚れを落とすことができます。

ただし、衣服と違い、カーペット等は毛足が長く、汚れが奥まで染み込んでしまっています。

その為、汚れを染み込ませるのにキッチンペーパーではなく、「超吸水性スポンジ」を使用すると効率良く行うことが出来ます。超吸水性スポンジは、100円ショップやホームセンターで購入することが可能です。

≪準備するもの≫
・セスキ炭酸ソーダ水
　(水500㎖に対し、セスキ炭酸ソーダ小さじ1 位)
・ブラシ
　(使い古した歯ブラシ等)
・超吸水性スポンジ
・雑巾

≪カレーの油汚れの落とし方≫
①　セキス炭酸ソーダ水をカーペットの汚れ部分に吹きかける
②　ブラシで擦り、セスキ炭酸ソーダ水を汚れになじませる
　　※カーペット表面の汚れを落とし、染み込んだシミを分解させる
③　②の汚れ部分に超吸水性スポンジを押し当て、汚れや水分を染み込ませる
④　汚れの落ち具合によって、①～③を数回繰り返す
⑤　キレイな雑巾で水拭きし、最後に乾拭きする
⑥　可能な場合、天日干しする

カーペットやキッチンマットも可能であれば、天日干しすることをオススメします。より黄色のシミを落とすことが出来ます。