お年玉のマナーは?入れ方や折り方は?シワ対策方法のご紹介!

お年玉マナー

お年玉を渡したいけど、袋に入れるだけでいいのかな?

結婚式をはじめ、お祝い事等のご祝儀にはピンと伸びた新品のお札を使用することはご存知だと思います。

でもお年玉の場合、渡す相手が子供なのでお札も入れ方も特にこだわっていないという人も多いではないでしょうか。

実は、お年玉を渡すにもマナーがあります。

マナーを知らずに渡してしまうと、ちょっと恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。

今回は、「お年玉のマナーと入れ方や折り方、シワの対策方法」についての情報をお裾分け致します。

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お年玉のマナーは?

お年玉の袋にお金を無造作に入れ、お年玉を渡しているなんてことはありませんか?

渡したお子さん自身は、「どのようなお札で頂いたか」、「どのような入れ方で入っていたか」ということはまず、気にされないと思います。

しかし、相手の親御さんがいつ、お年玉袋の状況を目にするかはわかりません。

きちんとお年玉を渡す際のマナーを確認しておきましょう。

≪お年玉の基本マナー≫
■新札を使用する

お正月は新しい年をお祝いするものなので、結婚式等のご祝儀同様に新札を使用しましょう。

「お年玉袋に入れる際、折り目がついてしまうから新札で渡す意味はないのでは?」と思われるかもしれません。

ですが、実際新札を折ったものとそうでないものでは、見た目が明らかに違いますよね。新年をお祝いするのと、今年一年良い年になるようにとの気持ちが込められるお年玉ですので、新札にてお渡しするのが良いと思います。

新札の入手方法についてご紹介します。

≪新札の入手方法≫
■銀行または郵便局の窓口
両替用紙の備考欄に「新札」と書いて窓口に申請します。

(具体例)
3万円を持参し、両替申請用紙に、1万円札:1枚、5千円札:2枚、千円札:10枚と記載し、備考欄に「新札」と記載し提出
※持参する3万円は、両替する種類と同じでなくても大丈夫です。金額が3万円ならバリエーションはなんでもよいです

■銀行の両替ATM
年末、新札交換する人が多い為、新札両替専用のATMが設置される場合があります。

(具体例)
窓口同様に、機械に3万円を入れ、両替を選択し、必要な種類を入力

※新札とピン札の違い
新札とピン札、見た目はほぼ一緒ですが何が違うのでしょうか。

新 札 : 銀行で発行した未使用の新券
ピン札 : 使用しているけれど折り目のない綺麗なお札

お年玉の入れ方や折り方はどうするの?

お札には表と裏がありますよね。袋に入れる場合には、この表と裏に注意する必要があります。

お札の表と裏のおさらいです。

≪お札の表≫
・肖像画が見える面:表
・肖像画がある右側:袋に入れるときに、袋の上側になるようにする

≪お年玉袋への入れ方≫
■お札を折らない場合
折角の新札なので、折らずに入るお年玉袋に入れて渡すのが最良の方法です。

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【入れ方】
・肖像画を表側にして、上になるようにして入れる

 
■お札を折る場合
準備したお年玉袋が小さいものの場合には、折って入れることになります。

三つ折りが基本です。四つ折りは縁起が悪いとされているので避けましょう。

【折り方】
・肖像画が見える面を内側として、左側からおり、右側を折る(右側が上となる)
・お札が複数枚(3000円の場合等)の時は、重ねた状態でまとめて折る
※折る際、折り目がつかないよう曲げる感じで折りましょう。

【入れ方】
・折った右面がお年玉袋の正面になるように入れる 
※お札とお年玉袋が逆さまにならないように注意しましょう

お年玉のシワの対策方法は?

新札が準備することが一番ですが、事情により新札が準備出来ない場合もありますよね。その場合でもシワシワなお札をそのまま使用するのは避けたほうが無難です。

少しでもシワを伸ばした状態のお札にしてあげましょう。

自宅で出来る簡単なシワ対策方法をご紹介します。

≪準備するもの≫
・大根
・キッチンペーパー
・アイロン

≪手順≫
① 大根を少量おろす

② キッチンペーパーに大根おろし汁を染み込ませる

③ ②でお札の両面をまんべんなく拭く

④ ③をアイロン(約100℃程度)で延ばす
※ホログラム(ピカピカしている部分)の部分は熱に弱いので、アイロンしないように注意

なぜ、大根おろしを使うことでシワが伸ばせるのか不思議ですよね。シワがなくなる仕組みについてご紹介します。

≪シワ改善の仕組み≫
お札は強度を増す為に、表面に「デンプン」が塗られています。通常はデンプンが固まった状態となっています。

そして大根には「消化酵素」と呼ばれるものが含まれており、この消化酵素はデンプンを柔らかく性質があります。

大根の汁をお札に塗ることにより、お札の表面のデンプンが柔らかい状態とすることができます。

その状態の上からアイロンをかけると水分が蒸発し、デンプンが変化して固まり、ピンっとしたお札に戻るのです。

お年玉のマナーは? まとめ

今回は、「お年玉のマナーと入れ方や折り方、シワの対策方法」についての情報をお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

折角、好意によりお年玉をあげても、「お年玉のマナーを知らない人だ」と思われてしまっては切ないですよね。

日本行事の一つであるお年玉。

きちんとした正式なお札の入れ方で、気持ちよくお年玉を渡ししたいものですね。

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お年玉についての記事は以下のものがあります。

もし宜しければご覧になり、参考にしてみてくださいね♪

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