出産祝い贈る時期は?祝儀袋のマナーと相場はいくらくらい?

出産祝い贈る

友人に赤ちゃんが生まれたので出産祝いを贈りたい・・・

新しい命の誕生、とてもおめでたいことですよね♪

生まれた赤ちゃんも見てみたいし、何より出産祝いをすぐにでも準備して渡してあげたいと思ってしまうものです。

しかし、いつ渡していいのか、ご祝儀袋はどのようなものでもいいのか、金額の相場はいくらくらいなのかなど、見当がつかないという人も多いのでは。

今回は、「出産祝い贈る時期と祝儀袋のマナーのご紹介と、相場」についての情報をお裾分け致します。

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出産祝いを贈る時期は?

出産祝いを贈る時期としては、「生後7日目から生後1か月」までの間がよいと一般的には言われています。何故、生後7日目から生後1か月なのかをご紹介します。

≪出産祝いを贈る時期の理由≫

■生後7日後  : 「お七夜(おしちや)」をする

昔は、赤ちゃんが生まれてすぐに亡くなってしまう確率が高く、赤ちゃんが7日間無事に過ごせれば安心できるということで、生後7日後に無事に生まれて良かったことを盛大にお祝いするという儀式が行なわれていました。

そういった由来から「お七夜」と呼ばれるようになり、生後7日目は、赤ちゃんに付けた名前(命名書)を神棚等に飾ってお祝いを行います。

■生後1か月後 : 「お宮参り」をする
そして、赤ちゃんとお母さんの母体が安定し、外出できるようになった1か月くらいの時期に、赤ちゃんが生まれたことを、その土地の守り神である産土神(うぶすながみ)に報告するとともに、赤ちゃんの健やかな成長を祈願していました。この行事のことを「お宮参り」と呼びます。

このような理由から出産祝いを贈る時期としては、お七夜とお宮参りの時期が目安となっており、「生後7日目」以降「生後1か月」までの間が望ましいとなっているのですね。

ですが、生後1か月ということにあまりこだわる必要はなく、産後半年くらいまでであれば失礼にはならないので、この位の時期までには贈るようにしましょう。その際、出産祝いが遅れてしまったことに対して、お詫びの言葉を一言添えて渡すとよいと思います。

また贈る場合の注意点としては、赤ちゃんの体調だったり、お母さんの体調によって出産後もしばらく入院している場合もありますので、母子ともに健康であるのか、退院しているのどうかも確認してから贈るようにしましょう。

出産祝いの祝儀袋のマナーについて

色々なお祝いの際、ご祝儀袋にお金を包んで渡しますよね。このご祝儀袋、デザイン性に凝ったものや、さまざまな色のものがありますが、お祝い事であればどのようなご祝儀袋を使っても大丈夫だと思っていることはないでしょうか。

実は、ご祝儀袋にも水引の種類によって、それぞれ意味があるのでお祝いの内容によって使い分ける必要があるのです。

≪ご祝儀袋の水引の種類≫

ご祝儀袋(お祝い用のし袋)は、大きく分けると、次の3種類に分けられています。

■蝶結び(花結び)のご祝儀袋
・水引きの意味:結び目を何度でも解いて結びなおせることから、「何度あってもよい」、「何度も繰り返したい」という意味を持ちます
・使用する祝事:出産、入学、新築、お中元、お歳暮、お年賀など

■結び切りのご祝儀袋
・水引きの意味:一度結んだらほどけないことから、「二度と繰り返さない」、「一度で終わる」という意味を持ちます

・使用する祝事:結婚、傷病のお見舞、全快祝い、災害見舞いなど

■あわじ結びのご祝儀袋
※結び切りの一種
・水引きの意味:両端を持って引っ張るとさらに強く結ばれることから、「末永くつき合う」という意味を持ちます
・使用する祝事:結婚、就職祝など

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出産祝いの場合には、蝶結びのご祝儀袋を使うようにしましょう。

≪ご祝儀袋の色≫ 

ご祝儀袋の色は、基本的には「白」が正式なものとなります。淡いピンクやブルーなどの可愛らしいデザインのものは、親しい間柄でのみ使用するのが良いと思います。

≪水引きが印刷されているご祝儀袋≫

ご祝儀袋に「水引き」や「のし」が印刷されている祝儀袋がありますよね。このようなご祝儀袋は、金額が少ない場合(心付け)に使用するのが望ましいです。

金額的には5,000円以下の場合に使用する場合が多いです。

10,000円を超えるような場合には、水引きがついたご祝儀袋を使用するようにしましょう。

≪ご祝儀袋の表書き≫

祝い事の際のご祝儀袋の表書きにもマナーがあります。基本的には、「奇数の文字数」で書きましょう。出産祝いの時の場合は「出産祝」「御出産御祝」と記載すると良いですね。

偶数の文字数、特に4文字の場合は「死文字」とされ、お祝いごとには不適切です。「御出産祝」と記載するのは絶対にやめましょう!!!

≪中袋の書き方とお札の入れ方≫

ご祝儀袋に入れる中袋は、

表:金額
裏:あなたの住所と名前

を記載します。

お札は肖像画(顔)がある表面を、中袋の表側になるようにし、肖像画(顔)が上になるようにして入れましょう。
※お札は新札を使用することがマナーです。

≪ご祝儀袋の包み方≫

ご祝儀袋に中袋を入れたあとに、裏の折り返し部分が必ず、「上を向くように」します。※下の折り返しが上になるようにする。

慶事:裏の折り返し部分が「上向き」※下の折り返しが上になるようにする
弔事:裏の折り返し部分が「下向き」※上の折り返しが上になるようにする

出産祝いの相場はいくらくらい?

出産祝いを贈りたいけど、いくらくらいなのか気になりますよね。ご両親以外から頂いた場合の出産祝いの相場を調べてみました。

≪出産祝いの相場≫

■10000円 :18%

■ 5000円 :36%

■ 3000円 :27%

■それ以外 :19%

兄弟姉妹への相場は、10000円という意見が圧倒的でした。

友人の場合は、お相手の方との関係性によって3000円~10000円という意見となります。

職場の同僚の場合は、こちらも関係性によりますが3000円~5000円が多いようです。

出産祝いの金額に関しても偶数の金額や、偶数枚というのはマナー的によくありませんので、偶数の金額や枚数にならないようにしてお渡しするようにしましょう。

出産祝い贈る時期は? まとめ

今回は、「出産祝い贈る時期と祝儀袋のマナーのご紹介と、相場」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

お祝いは贈る人からの「気持ち」なので、渡す金額に正しいとか正しくないというのはありませんので、あまり気にする必要はないと思います。

贈る際のマナーを守って、新しい命の誕生をお祝いしてあげてくださいね♪

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もし宜しければご覧になり、参考にしてみてくださいね♪

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