寒中見舞いの出産報告に写真は平気?文例は?いつまでに出すの?

寒中見舞い出産報告

寒中見舞いで出産報告できるってきくけど・・・

年末や年明けに出産された方や、ご出産予定の方のお気持ちとしては、「生まれたばかりの赤ちゃんの写真を入れた年賀状で出産報告をしたかったな」と思った人も多いですよね。

お正月明けのあいさつ状として「寒中見舞い」があるのは知っているけれども、寒中見舞いに写真を入れても平気なのか、文例はどうしたらいいのか、いつまでに出したらいいのかも分からない。

年賀状と違って、季節のあいさつ状はあまりなじみがない人も多いのではないでしょうか。

今回は、「寒中見舞いの出産報告に写真は平気なのか、文例や出す時期」についての情報をお裾分け致します。

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寒中見舞いに写真を入れても平気なの?

これまで、普通の年賀状をはじめ、結婚や出産の報告を兼ねた写真入りの年賀状を受け取ったり、出したことがあるという人は多くいらっしゃると思います。

でも寒中見舞いを受け取ったり、出したことがあるという人はあまりいないのではないでしょうか。

冬の一番寒い時期(寒中)に、お相手の方を見舞うために出すあいさつ状を「寒中見舞い」といいます。お正月過ぎから、2月中までは、雪が降ったり冷たい風が吹き荒れ、とても寒い時期になりますよね。

この寒い時期に、風邪を引いたりして体調を崩していないかと「お相手の健康を気遣い、お互いの近況を報告する」といった習慣があります。

年賀状と同じように、寒中見舞いに写真を入れることが可能なのかどうか気になりますよね。寒中見舞いは、お相手の方を見舞うことを主としているので、一般的には、写真を入れない場合が多いです。ですが、入れてはいけないという決まりはありません。

「お相手の健康を気遣い」、「お互いの近況を報告する」ことが目的ですので、自分の近況報告として写真を入れても大丈夫です。

ですが、写真入りの寒中見舞いに対して、気にされる方もいらっしゃいますので、その場合には、写真入りは使用しないほうが無難です。また喪中の方に送る場合にもに写真入りを使用しないようにしましょう。

寒中見舞いは、「お相手の方を見舞う内容」 ≧ 「自分の近況報告」 とすることが望ましいので、写真入りの寒中見舞いを出す場合にも、以下の点に注意してみてはいかがでしょうか。

≪写真を入れる場合の注意点≫
・華美なものにしない
・写真が大きすぎない
・写真は一枚程度

寒中見舞いの文例はどうすれば?

寒中見舞いの構成としては、 特に決まったことはありませんが、「寒中見舞いのあいさつ」を冒頭に少し大き目に記載した方が、受け取った側に分かりやすくなります。構成案のひとつをご紹介します。

≪出産報告の場合の寒中見舞いの構成案≫

①寒中見舞いのあいさつ
②時候のあいさつとお相手の状況を確認する内容
③年賀状についてのお礼とお詫びなどの内容
 ※年賀状をこちらから出していない場合
④こちらの近況報告
⑤おつき合いをお願いする言葉など
⑥相手の体調を気遣う締めの言葉
⑦日付

≪文例 1≫
寒中お見舞い申し上げます
②厳しい寒さが続いていますが、(皆様)いかがお過ごしでしょうか。
③この度はご丁寧な年賀状を頂き、ありがとうございました。
 良いお年を迎えられましたご様子、心からお喜び申し上げます。
④私事ではありますが、☆月に出産し、新たな家族が加わりました。
⑤今後とも家族共々、変わらぬお付き合いの程、お願い申し上げます。
⑥これから益々寒さが厳しくなりますが、お風邪など召されませぬようご自愛ください。

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≪文例 2≫
寒中お伺い申し上げます
②暖冬ではありますが、寒さが一段と厳しくなる時期です。(皆様)お変わりございませんか。
③新年のご挨拶を頂きながらもご挨拶が遅れ、大変申し訳ありません。
④昨年☆月に男児(女児)を授かりました。お陰様で、家族みな元気に慌ただしい日々を過ごしております。
⑤これからも親子共々、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いします。
⑥インフルエンザが流行しているようですので、くれぐれもご自愛ください。

※「お体ご自愛ください」は言葉が重複してしまうため、記載しないようにしましょう。
「自愛」・・・自分の体を大切にするという意味

寒中見舞いはいつまでに出すの?

寒中見舞いの寒中(かんちゅう)というのは、「寒の入り」から「寒明け」までの約30日間となります。

寒の入りは「小寒(しょうかん)」とも呼ばれ、寒さが強くなりはじめる1月5日頃となります。寒明けは寒さが弱まり、春になる「立春(りっしゅん)」前までとなります。つまり節分までなので、2月3日頃となります。

寒中見舞いを送る時期ですが、寒の入りする1月5日頃から2月3日頃の間となります。しかし、1月5日はまだ、「松の内(松飾りのある期間)」であり、お正月です。松の内の間は年賀状でのやりとりが可能な期間です。

松の内は、もともと小正月(こしょうがつ)までの1月15日でしたが、次第に考え方が変わってきており、関東と関西で大きく分かれています。

≪松の内の期間の違い≫

関東
1月
7日
(大正月)まで
関西
1月
15日
(小正月)まで

※関東、関西の中でも地域によって異なります。

よって、寒中見舞いを出すタイミングは、受け取る方のお住まいの地域を考慮する必要があるかもしれません。

≪オススメの寒中見舞いの時期≫

関東
1月
8日
2月3日頃まで
関西
1月
16日
2月3日頃まで

もし、節分までに間に合わないようであれば、「余寒見舞い」として出すこともできます。暦の上では春になったとはいえ、2月中はまだまだ寒いですので、この時期にお相手の方を見舞うものが余寒見舞いとなります。

余寒見舞いを送る時期としては、立春(りっしゅん)から2月末まで、もしくは春の彼岸前(3月20日頃)までとなります。

余寒見舞いの時期は一般的には2月末が多いですが、雪の多い地域などではまだまだ寒さが残っているので、春のお彼岸前くらいまでは余寒見舞いとして出すこともあります。

≪季節の挨拶状の時期≫

・年賀状  
(正月元日から松の内まで :1月1日~1月7日もしくは1月15日)

・寒中見舞い
(松の内明けから節分まで :1月8日もしくは16日~2月3日頃)

・余寒見舞い
(立春から春のお彼岸前まで:2月4日頃~3月20日頃 ※2月末の場合も)

寒中見舞いに写真は平気? まとめ

今回は、「寒中見舞いの出産報告に写真は平気なのか、文例や出す時期」についての情報ををお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

新たな命の誕生報告はいつ頂いても嬉しいものです。お互いの気遣いを大切にし、継続して近況報告をしていけるといいですよね♪

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