一人暮らし卵は賞味期限切れでも大丈夫?保存は?美味しい卵かけご飯

一人暮らし卵

一人暮らしだから卵が余ってしまう・・・

卵は、焼いて、茹でて、そして生でも食べることができ、様々なメニューに使えるとても便利な食材ですよね。

しかも栄養価が高いので、一人暮らしには欠かせない食材の一つです。

一人暮らしの場合、1週間に2~3個程度しか消費しないという人も多いのではないでしょうか。

しかしスーパー等で販売されている卵は、ほとんどが6個や10個などのパック品ですよね。

そのため、せっかく新鮮な卵を購入しても賞味期限までに使いきれず、余った卵は仕方なく廃棄するなんて場合も・・・

今回は、「一人暮らしで余った卵は賞味期限切れでも大丈夫なのか、保存方法と美味しい卵かけご飯」についての情報をお裾分け致します。

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一人暮らしで余った卵は賞味切れでも大丈夫?

スーパーなどで購入した卵には、日付が記載されたシールが貼ってあったり、パックの中に日付が記載された紙などが入っています。

記載してある日付はなにかというと、卵の「賞味期限」です。

卵の賞味期限、実は「生で食べても大丈夫」という期限を表示しているものなのです。

卵を生で食べても大丈夫とする賞味期限は、、「採卵日から21日以内」という基準によって決めれらています。

これは、「食中毒の原因となるサルモネラ菌の増殖」と「卵の保存温度」が大きく関与しています。

≪賞味期限の目安≫

時期 賞味期限
夏期(7~9月) 産卵後16日以内
春秋期(4~6月、10~11月) 産卵後25日以内
冬季(12~3月) 産卵後57日以内

年間を通しての賞味期限としては、パック事業者と量販店、そしてバイヤーによる話し合いにて決められていて、パック後2週間(14日)程度とされてるのが実情なんですね。

卵の保存方法ですが、季節に関係なく、卵を購入後はすぐに冷蔵庫で保存しているという方も多いのではないかと思います。

冷蔵保存されていた場合、卵の賞味期限に対して、1週間前後くらい過ぎてしまった場合でも、食べることができるんです♪

「生食」というわけにはいきませんが、十分に加熱調理(70℃:1分以上、他の食材と一緒の場合は75℃:1分以上)すれば食べることが可能なんです!

なので、卵の賞味期限が切れてしまったからといって、すぐに捨ててしまってはダメですよ(^^)/

 
意外と勘違いしている食品の期限の違いについて簡単にまとめておきますね。ご参考までに・・・。

※賞味期限と消費期限の違い
■賞味期限
期限以内であれば美味しく食べられることを意味し、期限が過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません

■消費期限
期限以内に食べ、期限が過ぎたら食べることを推奨しないことを意味します

一人暮らしで余りがちな卵の保存方法のご紹介

卵は少しでも、より良い状態で食べたいと思いますよね。

卵は、ちょっとした工夫をし保存することによって、長持ちさせることが出来ますし、美味しく食べることができるんです。

それでは「卵の保存方法」についてご紹介しますね。

卵は洗わない、水に触れさせない

卵には目に見えない「気孔」という穴が無数にあいていて、卵の殻に水分がつくと、気孔から水が浸透してしまいます。

そうなると雑菌が繁殖しやすくなってしまいますので、卵は洗わないようにしましょう!

冷蔵庫で保存する

サルモネラ菌の繁殖を考慮すると10℃以下の状態で保存するのが望ましいです。

そのため、温度が安定している冷蔵庫で保存するのがオススメとなります。

卵は尖っている方を下側にする

卵の形をよく見てみると、尖っている方と丸くなっている方がありますよね。

この丸くなっている方には「気室」という空気の部屋があり、卵は気室で呼吸をしています。

丸くなっている方を下にしてしまいがちなのですが、下にしてしまうと卵は呼吸出来なくなってしまい、鮮度が落ちやすくなりますので注意が必要なんです。

パックに入れたままか、卵ケースに移し替える

卵をパックから取り出して、冷蔵庫にしまっているという方も多いのではないでしょうか。

卵の気孔を通じて、周囲の臭いが卵の中に入ってしまうのです。

そのため卵は卵ケースに入れるか、パックに入れたままの状態で冷蔵庫に入れ、臭いを吸収させないようにしましょう!

ドアポケットには入れない

冷蔵庫の扉にあるドアポケットは、扉を開閉する際、一番振動しますし、温度の影響を受けやすい場所ですよね。

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振動や温度変動が加わると、品質が落ちてしまう可能性があります。

卵は冷蔵庫の中でも、振動や温度変動が少ない場所で保存するようにしましょう。

このように扱うことで、卵は長持ちさせることができますが、どうしても使いきれずに、余らせてしまうこともありますよね。

実は、卵はある方法で保存するとより長持ちすることができるのです!

その方法とは、

冷凍

することです。(@_@)

卵は常温、もしくは冷蔵保存しかできないと思っていた方も多いのではないでしょうか?

卵は、「冷凍」保存することが可能なのです。

それでは、その気になる冷凍保存の仕方をご紹介しますね。

≪冷凍保存の仕方≫
①フリーザーバッグもしくはタッパー等に卵を入れる
②冷凍庫に一晩以上入れる

たったのこれだけです!

なぜ、フリーザーバッグやタッパーに入れる必要があるのかというと、卵は冷凍すると中の水分が膨張し、殻が割れてしまい、中から白身がはみ出てきてしまうからなのです。

はみ出てきてしまう白身によって冷凍庫を汚さないようにするために、フリーザーバッグに入れてから保存するようにしましょうね!

そして冷凍した卵は、普通に冷蔵保存する卵と比べ、素晴らしい特長がたくさんあります。

1.長期保存が可能

通常、卵の賞味期限は、保存方法によって多少異なりますが、約3週間です。

しかし、冷凍すると保存期間が倍以上に延び、約50日(7週間)は美味しく食べることができるのです♪

2.黄身が濃厚かつクリーミーな味に

卵の黄身には「旨味成分」と「タンパク質」がたくさん含まれていて、「卵黄球」という膜のようなもので覆われています。

冷凍することにより卵黄球の膜が破れ、旨味成分やタンパク質が広がり濃厚かつクリーミーな味になるのです♪

3.黄身のモチモチ感とプルプル感が増す

通常の黄身は、プルンとしていてとろりとした感じです。

しかし卵を冷凍することにより、黄身に含まれるタンパク質が「ゼリー状」になり、モチモチ感とプルプル感が増すのです♪

4.料理のレパートリーが広がる

卵かけご飯や目玉焼きはもちろん出来ます。

調理する上での最大の利点としては、白身が固まっていることです。

これにより生卵の状態では不可能であった、「卵の天ぷら」を作ることができます。

更には白身が固まったままの状態のものをハンバーグで包み、そのまま焼き上げることで、「卵」inハンバーグを作ることもできるのです。

このように白身が固まっていることによって卵料理のレパートリーを広げることが可能なんです♪

一人暮らしでの美味しい卵かけご飯のご紹介

先にご紹介しました冷凍卵の特長をとてもよく実感できる食べ方として、「卵かけご飯」を紹介します。

まずは、冷凍卵の解凍方法をご紹介します。

≪解凍の仕方≫
はじめに、冷凍した卵の殻をむく。殻をむく際、卵を水に浸けるとむきやすくなります。

■自然解凍する場合
①常温もしくは冷蔵庫で自然解凍させる

■電子レンジを使用する場合
①耐熱容器に入れ、ラップをする
②加熱(500W 50秒)※
※電子レンジのメーカーや機種、卵の冷凍具合によって加熱時間が異なりますので、短い時間から様子を見ながら加熱してみて下さいね。

次に、美味しい卵かけご飯の作り方です。

卵かけご飯

≪卵かけご飯の作り方≫
①白身と黄身を分ける
※濃厚な黄身の味を直接感じるため、白身と分けたほうが美味しです。
②ご飯に白身を入れ、よくかき混ぜる
③②に黄身をのせる
④醤油やポン酢等をお好み分量でかける
⑤お好みによって七味や山椒、柚子胡椒等をかける

私のオススメとしては、柚子胡椒を黄身に混ぜて食べる方法です!

黄身の旨味の中に、柚子胡椒の風味が広がり、そしてピリッと感がアクセントとなりやみつきになってしまいました(^^;)

濃厚クリーミーな味となった黄身で作る卵かけご飯をご堪能してみて下さいね♪

一人暮らし卵は賞味期限切れでも大丈夫? まとめ

今回は、「一人暮らしで余った卵は賞味期限切れでも大丈夫なのか、保存方法と美味しい卵かけご飯」についての情報をお裾分け致しました。
如何でしたでしょうか?

卵を冷凍すると、長期保存が可能であり、味も深みが広がり、調理のレパートリーが増えたりといいこと尽くめです!

これからはスーパーの特売セールなどで卵をたくさん買っても大丈夫ですよね。

気軽に冷凍庫に入れ、冷凍保存してしまいましょう。

まだまだ冷凍卵の食べ方は未知数です。色々と試してオリジナルの卵料理を作ってみて下さいね♪

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